活動概要:
◆ソバの脱穀及びハザ回収
11月2日にソバの刈入れを行い7日後に脱穀日を迎えた。 先ず、脱穀前に参加者全員で圃場にシートを
敷き、その上に脱穀機2台と唐箕3台を設置して、ハザ掛けされていたソバを脱穀機の周辺に運ぶ。
その後、福井リーダーにより、脱穀機の使用方法が説明された後、脱穀を開始した。
また、浮田さんが作ってくださった殻竿(カラサオ)【注】が披露され、昔ながらの農具の
デモンストレーションを行った。大人も子どもも興味深げに代わるがわる使い方を体験した。
会員の中には懐かしさを感じた方もおられた(?)ようである。
脱穀作業は脱穀機で茎と実を分離し、更に、網を使ってソバの実と茎や葉との選別作業が行われた。
実と残渣を分別後、更に唐箕でソバの実と残渣との分別を行った。
水分量は約18〜22%程度あり、15〜16%まで乾燥させる必要がある。
気象条件の良い時に天日干しを行うこととし、袋に収納して作業を終了した。
計量はしなかったが昨年に比べ収量はかなり少なかった。
米とソバの乾燥に使ったハザを解体、木材、竹材を保管場所に運び、参加者全員で記念写真を
撮り終了した。
◆田んぼ側圃場の耕起
中井さんを中心に、草刈り機で除草を行った後、耕運機で田んぼ側圃場の耕起を行った。
◆精米後の赤米・黒米のゴミ取り
川瀬リーダーの下、女性会員の有志(6名)が全会員への配付用及び販売用に、
精米した赤米、黒米に含まれている異物の除去を行った。袋詰めの作業は次回行う。(13時に終了)
◆ヘチマタワシ作り
根戸城址下圃場の井戸の脇でヘチマをポリバケツに入れ、水に浸し(約3週間)皮と果肉を
腐食させた繊維を取り出す作業を行った。一部未熟だった果実の繊維を除き乾燥中。
【注】殻竿(カラサオ):まいぎね、くるりぼう、連枷(レンカ)、麦打などとも云う。
豆類・粟などの脱穀や麦打ちに用いる農具。竿の先に、更に短い竿を枢(クルル)
によって自由に回転できるように付け、これを回して打つもの。(広辞苑)
以 上
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今日の空模様は曇り空
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今日の作業の説明
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圃場に咲く秋の花コスモス
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ブルーシートを敷いて作業準備完了
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稲架で乾燥させたそばを脱穀機へ
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稲架で1週間乾燥させたそば
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浮田さん製作の古代農具カラサオのご披露と体験
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中井さん、草刈り機で除草
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稲架の解体作業
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フルイにかけてソバの実の選別作業
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今日の作業が終り全員で記念写真
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集会所入り口のエンゼルトランペット
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