NPO法人 設立の趣旨

                         特定非営利活動法人手賀沼トラスト

 手賀沼トラストは平成11年(1999年)に任意団体として設立、「自然と共生する地域の
創造を目指し、地域住民や土地所有者の理解と協力を得ながら、手賀沼周辺の樹林地、
農地や史跡などを保全すると共に、会員相互の親睦をはかること」を目的として活動して
まいりました。

主な活動内容は;
 (1) 中世の遺構とされる根戸城址の保全
 (2) 手賀沼周辺の斜面樹林地の保全
 (3) 花ハスやヒマワリなどの景観植物の栽培
 (4) 有機(生態系)栽培による冬水田んぼでの生きものと共生する米づくり
 (5) 畑地での蕎麦や季節の野菜づくりなどの農業体験活動
などを行ってまいりました。
 また、農作業を教えてもらう機会がない方、土や作物の知識や栽培技術を
学びたい方、更に、農作業を通じて農的交流を深めたい方を対象に自然と共生する「農」
を楽しく学ぶための農教室を運営してまいりました。

 昨今、良好な自然環境の保全、食の安全・安心、地産地消の推進、食糧自給率向上、
農家の高齢化、後継者不足に伴う耕作放棄地・遊休農地の増大などへの関心が益々高まり
を見せております。

 このような状況に鑑み、発足以来年間に亘って蓄積してまいりました樹林地管理、
修景作業や有機(生態系)栽培、農教室に係るノウハウやスキルを活かし、手賀沼周辺の
環境保全、耕作放棄地や遊休農地の活用による有機(生態系)栽培の体験、教育・普及活動
を通して、今まで実践してきた事業の充実・拡充をはかり、更に、体験型市民農園の開設や
新規就農者の育成・支援事業を展開することにより地域の活性化、自然と共生する豊かな
潤いのあるまちづくりの推進に寄与することを目的に平成23年(2011年)7月、
特定非営利活動法人の設立をいたしました。
                                      以上

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